2016年5月6日金曜日

気遣いの ふやけカリカリ 猫そっぽ

すみません、カリカリの話がもう少し続きますw

飼っている猫4匹の中で、1匹だけ食の細い猫がいる。サビ柄の雌猫なので『サビーナ』と命名(安易だw)したのだが、このサビ猫が、元々食が細い上に、時々食べたカリカリをほとんど未消化のままで吐き出すのである。
心配のあまりネットを散策すると、同様の事で悩んでおられる飼い主さん達もいらっしゃる一方で、
「猫はあまり噛まないで飲み込みます。心配いりません」
というご意見もあったりして、今更ながらネットのありがたみを痛感するのであった。

大丈夫と言われても飼い主としてはやはり気がかり、解決策は?と思っていると……あった。
当のドライフードのパッケージの裏に「仔猫への離乳食や、老猫に与える時はぬるま湯でふやかして」と書いてある。

なるほど!口当たりが柔らかければ、猫もネコカンみたいな物と思ってもりもり食べるかもしれない(もりもり食べる猫はいないかw)。とにかく、ぬるま湯でふやかして与えることにした。
熱湯ではダメらしく、人間が触ってみてちょっと熱いくらいがいいようだ…。
皿に盛ったドライフードにぬるま湯を注ぎ、15分ほど待って、余分な水を切って、さあ!問題の食の細いサビ猫の前に出した。

…しかし、サビ猫は心尽くしの柔らかカリカリには目もくれず 、となりの皿の(普通の)カリカリを食べ始めた。
それでも、かすかにカリッ、カリッと音が聞こえている。ああ、多少は齧っているんだな、まあいいか。と思い、猫のいる部屋から出た。
そして、6時間ほどしてから、次の餌やりに部屋を訪れると、何と!

ふやかしたカリカリは、ほとんど口つかずで残っていたw
ほかの餌皿に盛ったカリカリとウェットフード(ネコカン)は、あらかた平らげているのに、である。
「あんなフニャフニャしたもん食えないよ」猫のそういう声が聞こえるようだった。

気遣いの ふやけカリカリ 猫そっぽ

人間の食べ物で言ったら、ポテトチップスや煎餅をフニャ〜ッと柔らかくしたようなものだったのだろうか?確かにそれでは不味そうだw
以降、今のところはぬるま湯で柔らかくしたカリカリは出していない。
問題の猫は、身軽にタッタッと歩き、歯もしっかり生え揃っているので大丈夫のようだ。

食細き猫我を向き威嚇せり揃いし歯見て安心をする

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